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2024.03.15
工藝とは何か

輪島塗の塗師赤木明登さんと服飾デザイナー堀畑裕之さんの共著による「工藝とは何か」が2024年3月10日に発刊されました。弊社では組版・印刷を担当させて頂き、(有)篠原紙工さんとともにこの素敵な本のモノづくりの一端を担うこととなりました。

本、出版というものは多くの人の目に触れてもらうために大量に生産されることが一つの前提でもあるのですが、この本のデザイン、装丁、印刷、製本からはどこか手工業的な空気をまとっているように感じられます。

最初にお話を頂いてから1年近くが経とうとしていますが、それがいよいよ発刊となるタイミングで2024年1月1日に能登地震が起こりました。この本が、多くの人の目に輝きを放ち、希望を灯すことを強く願っています。

発行：拙考
発売：株式会社泰文館
出版日：2024年3月10日
ページ数：363頁
サイズ：148＊210mm
デザイン：有限会社山口デザイン事務所
印刷：株式会社山越
製本：有限会社篠原紙工
製本仕様：コデックス装(赤糸綴じ)
https://www.sekkousm.com

撮影：大友洋祐